男で事務は勝ち組じゃない？
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事務職の男は勝ち組ではない！
事務職の男性を勝ち組だと思うのは間違いです。勝ち組だと思って男性が事務職を続けていると後悔します。
勝ち組になりたいからといって、事務職を志望するのはおすすめしません。勝ち組になりたいなら、他の職種への転職を検討しましょう。
関連記事として「男だと事務は受からない？5つの理由と事務職へ転職する3ステップを解説！」の記事もどうぞ！
事務職の男性が勝ち組じゃない理由
事務職の男性が勝ち組ではない理由は以下の4つです。
- 事務職はキャリアアップしづらい
- 基本給だけで給与アップが少ない
- 周りに女性が多く馴染めない
- 単純なルーティンワークがつまらないと感じる
事務職はキャリアアップしづらい
事務職はキャリアアップがしづらい仕事です。基本的に決まった仕事をこなす職種であり、売上に直結しないからです。
以下のような業務を極めても、キャリアには影響しません。
- 電話応対
- データ入力
- 書類の作成・処理
キャリアアップを考えるなら、スキルや資格の必要な仕事に就きましょう。事務職を長く続けていても、キャリアは横ばいです。
基本給だけで給与アップが少ない
事務職を続けても、給料はなかなか上がっていきません。売上に直結しない仕事では、評価しにくいからです。
事務職を続ける限り、基本給だけで生活しなければいけません。結婚したり子供ができたりすると、基本給だけではまかなえない場合も多いです。
給料を上げたいと考えているなら、事務職以外の仕事を検討しましょう。勝ち組だと思って事務職に就くと、給料が上がらないことで後悔する可能性が高いです。
周りに女性が多く馴染めない
男性が事務職に就くと、雰囲気に馴染めないことがあります。事務職には女性が多いからです。
「事務職=女性」のイメージは強く、会社によっては事務職にいる従業員のほとんどを女性で固めています。男性が一人だけ加入すると、雰囲気の違いからストレスを抱えることも多いです。
勝ち組だと思って男性が事務職に就くと、ストレスを溜め込みながら働き続けなければいけません。よほど女性とのコミュニケーションに慣れていない限り、男性が事務職に就くのはやめましょう。
単純なルーティンワークがつまらないと感じる
男性が事務職に就くと、つまらないと感じることがあります。事務職は単純なルーティンワークだからです。
つまらない仕事を続けていると、気力が失われます。仕事は楽だとしても、時間が過ぎるのが遅いです。
仕事へのモチベーションが上がらないと、キャリアアップも望めません。勝ち組になりたいなら、事務職への転職はやめましょう。
事務職の男が勝ち組だと思う人の声
事務職の男性は勝ち組だと思われているケースがあります。主に多い意見は以下の6つです。
- ノルマやプレッシャーがなく精神的に過ごしやすい
- 残業が少なく予定が立てやすい
- 体力的、精神的負担が少ない
- パソコンスキルが身につく
- コミュニケーション能力が身につく
- 来客や電話対応が上手くなる
ノルマやプレッシャーがなく精神的に過ごしやすい
事務職は精神的に過ごしやすい仕事だと思われています。事務職にはノルマやプレッシャーがないからです。
営業職などはノルマが課せられている場合が多いです。毎日プレッシャーを感じながら仕事をしており、ノルマのない事務職を羨ましいと思っています。
事務職にノルマがないのは事実です。しかし、事務職も社員のサポート役としてプレッシャーを感じながら仕事をしています。プレッシャーが全くないわけではありません。
残業が少なく予定が立てやすい
事務職は残業が少なくて、予定の立てやすい仕事だと思われています。「事務職=定時上がり」のイメージがあるからです。
サービス業や営業職に比べると、残業が少ないのは間違いありません。ライフワークバランスに優れた仕事と言えます。
ただし、残業が全くないわけではありません。会社によっては忙しくて残業が多い場合もあります。100%定時ピッタリに帰れると考えて事務職に転職するのはやめましょう。
体力的、精神的負担が少ない
事務職は体力的、精神的に負担の少ない仕事だと思われています。基本的には、一人で行うことの多いデスクワークが中心だからです。
事務職が体力的に負担の少ない仕事なのは間違いありません。しかし、電話応対や職場でのコミュニケーションなど精神的な負担はあります。
「精神的に楽な仕事に就きたいから事務職」と考えるのはやめましょう。事務職も楽な仕事ではありません。
パソコンスキルが身につく
事務職はパソコンスキルが身につくから勝ち組、と考える人もいます。事務職では以下のようなパソコンソフトを使うからです。
- Word
- Excel
- PowerPoint
ただし、上記のソフトを使うのは事務職だけではありません。営業職など他の職種でも必要なパソコンスキルです。
事務職で使うパソコンソフトは、習得が簡単なものばかり。高いパソコンスキルが身につくとは言えません。
コミュニケーション能力が身につく
事務職はコミュニケーション能力が身につくと思われています。他の社員とスムーズに業務を行ったり、顧客応対などがあるからです。
しかし多くの場合、事務職で接するのは決まった人ばかり。毎日違う人と接するサービス業などとは違います。
コミュニケーション能力はどのような仕事でも必要なスキルです。事務職だから特別身につくわけではありません。
来客や電話対応が上手くなる
事務職は来客や電話への対応が上手くなると考えられています。会社で来客や電話に対応するのは、基本的に事務職の仕事だからです。
ただし来客や電話への対応が上手くなっても、キャリアアップには繋がりません。来客や電話への対応スキルは、他の仕事に活かしにくいからです。
勝ち組になりたいなら、多くの経験を積んでスキルを上げる必要があります。男性が事務職で来客や電話への対応スキルを磨いてもキャリアへの影響は少ないです。
男性で事務職だと将来どうなる？
男性が事務職を続けていると、将来、職を失う可能性があります。事務職はAIに置き換わる可能性があるからです。
AI技術が発達すると、事務職の仕事は機械が行うことになります。必要のなくなった人材は、他の仕事に回されるかやめさせられることに…。
事務職しかやっていないと、他の仕事に就けるスキルが身につきません。年齢を重ねてから新しいスキルを身につけるのは大変です。事務職を続けて将来後悔する前に、他の職種への転職を検討しましょう。